仮面ライダーBLACKは平成ライダーしか見ていない人たちにぜひ見て貰いたい作品

仮面ライダーBLACK

Yutubeで配信が始まったので

どうしても仮面ライダーって昭和(初代~J)と平成(クウガ以降)で分けて考えがちだけれど、平成初期のシリアスでダークな作風ってここが源流だと個人的には感じる
Black二部作~ネオライダー三作~クウガへの流れというか

 

昭和に偏見を持っている平成派の人にこそ見てほしい

もちろんメタルヒーローやシャンゼリオンといった他の東映作品の流れを否定するわけではない

わかる、BLACKって昭和とも平成とも違うよね。
話の構成自体は昭和特撮そのものだけど、アクション面とか平成の基礎になってるよね。

15体15をやるために、ネオライダーが
数合わせで昭和扱いされたのほんと嫌

あ、昭和ライダーは大好きですよ。

流れというか、ブランク期間も長いし
それぞれバッサリ区切られているイメージ

それはそうなんですけれど、なんでオレがこういうことをいうかというと、
平成初期マンセー状態で昭和の多くがいまいち乗れなかった中でブラックが「普通に面白い」と感じられたからです。

シリーズ全体のターニングポイントがこれかなと

当時は「戦いの趨勢次第で昭和を名乗ったり平成を名乗ったりするZO」なんてギャグも見かけた

リアルタイムだと世紀王とか三神官とかミステリアスな雰囲気に惹かれたけどドラマ的には退屈だった記憶がある
見直すと違うのかもしれないが、クライマックスの盛り上がりにたどり着くまでの通常回がつらいかも
どちらかといえば石森の漫画版の方に強く惹かれた
謎を残したままのあのラストも好き

BLACKは大人のドラマとよく言われるけどいくらなんでもそれは言い過ぎだと思う

この頃の主人公が昭和の流れを汲むヒーロー的な爽やかお兄さんなのが平成ライダーと呼ばれるものと一線を画している要素のひとつと思う

ZXまでの仮面ライダーは、「平山亨P」「音楽・菊池俊輔」「アクション・大野剣友会」
が必ずカンでいて、これがライダーの重要な共通項だと思われていただけに、
まったくの新体制で作られた「仮面ライダーBLACK」は当時としても衝撃的だった。

ハッキリとは称されてないけどSF風味だった従来のスタンスから一転、邪教集団のような組織図になったり、蜘蛛とか蝙蝠とか人気のある一定水準を保ちながらも、一方でこれまで採用されなかった動植物を積極的にモチーフにしたり、本格的なライバルキャラを導入したり、色々新しい試みに挑戦していたのは好感が持てる。
一方で、戦闘員の廃止で絵面が地味になってしまった点や、「~怪人」というバトルフィーバーJで既に通った道の怪人ネーミングの武骨さ、リアリズムを追求しすぎて怪獣寄りになってしまった大方の怪人のシチュは鼻につく気もしたけど。

なんだかんだで好きな作品には間違いなし。
せめて、ライダーシリーズでなくてもいいから、この位のシリアスさとホラー性を保持した新作、東映から出ないものかねえ?

コロコロで特集や漫画をやったライダーはブラックが初じゃないかな
それが無かったら当時から存在すら知らなかったかもしれない

当時流行ってたってのもあるけど
クリーチャーな要素がツボだった
変身の一瞬バッタ男になるとか
間接の筋肉組織と立ち上がる蒸気とか
ノミ怪人筆頭のリアル造形とか

ゴルゴムの(ry

せめて、ライダーシリーズでなくてもいいから、この位のシリアスさとホラー性を保持した新作、東映から出ないものかねえ?

それがアマゾンズなんじゃないの?

確かに初期は不気味だったけどあっという間にマグロだのアイドルだのであーだこーだやる作品になったし

シャドームーンが出てくるまでは、正直かったるいというか地味で面白味のない話が多かった印象
当時「Blackのせいでシリアス路線が被るメタルダーが打ち切られた」みたいな逆恨みに近いマイナス感情を抱いてたせいかもしれないけど

真っ黒でシンプルなデザインで派手な武器も使わないブラックは
初期のダークな路線にはマッチしていたけど
途中から番組のカラーが当時の戦隊やメタルに近いノリに変わったため
相対的に地味なヒーローになっちゃった感はある

翌年のRXが車ありレーザー剣ありフォームチェンジありと一気に派手になったのもその反動だろうし

好評に思えてブラックはかなり試行錯誤してたからね。
当の石ノ森先生自身がライダー復活自体をあまり快く思っていなかったみたいだし、丁度サンデー誌上でのコミカライズ連載も終わった節目として全ての枷を取っ払ったのがRXだったんじゃないかな?

全体的に見るとドラマが薄味で要所要所だけ観てればいいって感じ

漫画だと結構グロが多い
妊婦の腹を赤ちゃんがぶち破ってくる場面とか
クワガタ怪人の角をもぎ取ったら少年の腕だったとか

BLACKの話でなくてアレだけど、グロいというか残酷な描写が多いというか、今やってるクウガの漫画は石ノ森先生の漫画を彷彿とさせる演出が多くてうまく作られてるなって思った。

そこらへんは石森(石ノ森)先生の通常営業だから…

一番好きなライダー作品だけど、どういう所がどう面白いのかよくわからんがとにかく面白い。

あとやってた時代がよかったよね。あの映像の古さ加減がたまらなく好き。

光太郎と霞のジョーの役者は現役なんだから、役者変更無しでVシネか映画で復活してほしいな。

小山氏のリベンジもかねて

毎度言ってる気がするが
先ずBLACKに変身してハイパークロックアップ的に
RXになる設定が良かったなあ

てっきりシャドームーンの月の石を取り込んで
RXにパワーアップするのかと思ってた

もしRXとかネオライダーが平成扱いされてたら、確実に今より批判されてたと思う
やっぱりクウガ以降はそれまでとだいぶ毛色が変わってくるから

「BLACK」は「南光太郎の物語」
「RX」は「倉田てつをショー」(もちろん誉め言葉)

「RX」はやはり10人ライダーの登場が全てをぶち壊した(怒)

昭和・平成区切りより
フィルム撮影かそれ以降かで分けたほうがいいような気も

「仮面ライダーはZXまでが仮面ライダー」
みたいなことをいわれたことあるなあ
その人はスタッフとか造形会社とか音楽の事を言ってたんだろうけど
「後はライダーというよりメタルヒーロー」みたいな
当時はなるほどなあと思ったけど、いまとなっては…何とも言えんよなあ

その辺は、人によって色んな意見があるよね

知り合いで「ブラックまで(RXは含まず)」と言ってた人もいるし

2号までV3までストロンガーまでと
人によって区切りたい場所が違う

ブラックみたいに、たった一人で悪に立ち向かうライダーってもうやらないのかな
最近のライダーは仲間多すぎ&装備多すぎて孤高のヒーロー感がない気がする

目覚めた、久々のライダーらしさの衝撃だった。

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