仮面ライダー1号の映画、もうちょっと練って作ってほしかった気がする

評価仮面ライダー(初代)

映画 仮面ライダー1号
藤岡さんはこの映画作りこむために1、2年かけたいとか言って周りから 周年記念作品じゃなくなるってツッコまれたらしいな
ただ医師のエグゼイドや 科学者のビルドと絡むのも面白かったかも

エグゼイドは、医者や「大変身」等の繋がりで、神敬介との絡みが見てみたかったな。

本来映画にかける日数はそれくらい当然。
映画1本の制作期間4ヵ月なんて異常な状況なんだよ

例年のSH大戦よりスケジュールに余裕を持たせたとはいえ、少ない準備期間と短い撮影期間じゃ、やっぱりいいものなんて作れんわな

この映画はどれだけ期間があっても変わらなかったと思う
藤岡弘、が絡んでる限り

地獄大使の配役からすると2年待たなくて正解だったよね
流石にあの脚本で今年公開だったらちょっと縁起悪すぎた

平成ライダーがシリーズを引っ張ってる以上、平ジェネみたいなのが受け入れられるの現実

最新ライダーと絡ませる必要はあったのか
1号単体の映画でもよかったんじゃないかと思う(興収は別として)

別にできないから単体でできなかったんだろ

黄川田本郷の数十年後が、藤岡本郷という流れにすりゃ
よかったのに・・・
敵に「体をいたわれよ」と言う本郷なんか誰が見たいんだよ?

こんなことしてないで体をいたわれよって雰囲気のセリフだったから、そりゃその通りだわwとちょっと面白かった
それ以外にも老いとか時代の流れを感じる映画だったけど、仮面ライダーとしてのかっこいい場面は外してなかったと思うし、よかったよ。

ヒーローの戦う姿ではなく平和に過ごす姿を何故視聴者が求めないのか的なメタがかなり強引だけど提示されてて面白かったな

その前のレッツゴーの声だけ出演位がちょうどいいね。

あれが一文字隼人なら成立してたと思う
本郷猛は語らずに行動で示すイメージだったから藤岡弘、でしかなかった

せっかくメインなのにライダーパンチ ライダーキック以外の技使わないのがな

あのゴツい体格で多彩な技を使われても違和感しか無いな

ゴースト出す意味はしっかりあったと思う
先輩ヒーローと後輩ヒーローの交流が王道でよかった

年上にタメ口呼び捨てのヒロインとかね…

これは子供の大人に対する甘えみたいな物で微笑ましく思えたけどな
それにこれは彼女の中で二人の関係が別れた時のまま変わらず、止まってしまっている事を示す描写でもあるし

おやっさんの忘れ形見のために体張るのはいいよ。
でも、あんな電波飛ばしまくりの中身はなぁ。
もう少し改造人間の老いとか、戦いが続いて若い世代がライダーになってる苦悩とか、そう言うのを見せて欲しかった。
カタルシスの方向がおかしい映画って感じ。
多分、今作に関してはスタッフ側はそんな罪はない。
藤岡弘、であって本郷猛かと言われると、微妙な気分になる映画。
そして、藤岡弘、を御しきれなかった映画って感じ。

藤岡弘、は本郷猛が改造人間だってこと忘れてるんじゃないか

改造人間と死人、それぞれ立場は違うけどちゃんと見れる作品だったかな。
この映画を見ると、日常のいろんな事と戦わなくちゃならんと思った。

呼び捨ては20代とか30代が相手なら良いと思うんだけど
お爺ちゃんでもおかしくない人に向けて言われると強烈な違和感が出るな

良い話なんだけどなんで死にかけの地獄大使の願いを叶えなかった挙句かける言葉が「体を労われ」なのかわからなかった
仮面ライダー大戦がよく「ラストさえなければ名作」って言われてるけど個人的にはこっちの方が謎ラストだな

お互い先が短いんだから、無茶すんなよってことじゃね?
もう、昔の知り合いだって少なくなっているんだし。
本郷猛だって変化するんだろうし。おやっさんももういないし。

本郷猛も地獄大使も人生の半分以上戦ってくると
もはや一種の仲間意識みたいなのが芽生えてもおかしくない
「体を労われよ」はお互い歳取った本郷だからこそ言える台詞
言ってしまえば馴れ合いでしか無いんだけど
良くも悪くもそれが「老い」なんだと思う

復活してネオ1号って流れだったらヒーローものとしても王道だっただろうな
なんの説明もなくネオなのはなんか受け入れ難かった

実際オリジナルの地獄大使の方も亡くなってると思ったら
この映画で演じた大杉さんも…なんとも言えない

体をいたわれよってやつ、今まで人々の希望や願いを踏みにじて来たショッカーの首領の願いなんてかなえてやるわけないだろ!って意味かと思ってた

どう解決させたのかわからないまま場面転換するのを除けば好きな作品。
ブラックパンサーの試写会の件で再評価され始めたのも面白い。

ブラパンの件は藤岡弘、人気が再確認されたくらいで
この映画とは関係無いだろ

それでも俺は藤岡さんが好きだ

藤岡珈琲、おいしいよ

普通に年をとってボロボロになった改造人間の末路でも面白かったと思うが
それではて?客が呼べたかというと、それは全く期待できない。
しかし、皆が言われているように、あの映画の本郷猛は藤岡弘、本郷猛ではない。

普通なら年老いて身体がボロボロになり死ぬはずの状況なのに、
死ねずに更には身体の不調も治ってしまう…という
改造人間の悲壮感?的なのも実は描きたかったのかな?
なんてのは思ったりする。

唐突なライダーアイコンはいらなかった…

この映画って正直ゴーストいなかったら失敗していたと思う

個人的には逆の意見かな。
ゴーストいなければ一人で孤独に戦い抜くかっこいい1号と、かっこいい怪人の姿が観れたと思う。
そして、ゴーストがいなければアイコン絡まないから、ウルガがダサいビジュアルのパワーアップしないで済んだと思う。

死んだ人間が期間限定で現世にいる世界で、本郷の生死を描くって、設定的に破綻してない?

春休みの子供向け全国興行である以上、現行ヒーローは必要でしょ

アマゾンズ枠なら出さなくても良かったのに…

仮面ライダー1号はそうじゃないでしょ

たまに仮面ライダーは大人のためにあるって思ってる人がいる気がする

真「お、そうだな」

アマゾンズも児童誌に載せるとか正気を疑うゾ

改造人間に限らず、老いに相対し時代の流れの中で変わらず生きていく者の話だと思う、藤岡さんみたいに
あの後、いつか地獄大使との再戦もあるはず