改造人間に悲哀感じる作品って仮面ライダーくらいでは?

全ライダー総合

改造人間の悲哀をメインに据えてるライダー作品っていうてそんなに無いよな

もうとっくに改造人間じゃないライダーの方が多いもの

初代の時点でそういう悲哀みたいのほとんど無い気がする

V3から改造してくれって志願してきたし

その辺掘り下げるだけだと限界あるってのは1号の時点でわかってて
2号でもうその辺あんま気にしてない

最初の頃の本郷猛がその辺で悩みがちなんでそういうの無い一文字隼人のが割と伸び伸び書ける
っていうのシンもFIRSTもなんならオリジナルもそういうところあるよなとは思う

改造手術頼んだらなんか改造人間の悲哀みたいな理由で一回拒否されたのV3だっけ

ストロンガーは改造されるためにわざと捕まったぞ

ブラックは投げ渡されたコーラ瓶握り潰してたのは覚えてる

BLACKはのぶひこ関連もあってたまに暗めの話もやってたな

平成になってからは同族殺しの悲哀にシフトするように…なったわけでもない

短編だとその辺に苦しみながらも俺は戦うってバイクで走り去って終われるけど
何話もやるとなるとそんなことより今週の怪人倒せってなるからな

人間態戻れないやつはそのぶん強いくらいの味付けをくれ

改造されるより碌でもない末路のライダーはぼちぼち居るからいいんじゃね

平成で一番近いのはビルドか…?怪人にはなってないが

ファイズの流星塾生とかじゃないかね
変な実験受けさせられて戦う運命背負わされて失敗作は死んでいって

剣とか普通に怪人になっちゃうしなあ

Blackのオレンジジュースの瓶を握りつぶしちゃうシーンいいよね

戦うたびに家族の記憶なくなったりする悲哀なかったっけ

クウガは無改造でなれるライダーと思ってたら
めっちゃ体内ベルトに改造されてた…

でもやっぱりそういうどこにも帰れないはぐれ者の物語好きだなあってなる

現行のやつなんて最初から怪人だもんな

改造人間ではないけど人間から逸脱した存在になるのはぼちぼちあるね

概念…というか精神性を継承してる感じがある

ちょっと先進的な科学から手法が色々変わっただけで
今も改造人間になったりするのはたいして変わらんだろ…

敵と共通の技術で戦うのはまだ一貫してる?

ギーツは敵の方から近づいてきたでいいのかな

ライダーも怪人側もパワーソースが同一ってのは割と一貫している要素な気がする
たまに例外なのもいる

改造によるデメリットを当時から感じなかった

敵とパワーソース同じっていうのも平成になってから改めて意識し始めた要素な気がする

ゲームで仮面ライダーコアが私は仮面ライダーの悲しみから生まれてどうのこうの言ってるのを響鬼が何言ってんだこいつ変な魔化魍だな仕事終わり!で片づけるのダメだった

まあ色んな意味で仮面ライダーのパブリックイメージから一番遠い人だよな響鬼さん…

根本的な姿勢が駆除業者だからな
「逃げた怪人?爪刺しといたからもう長くないし今頃死んでるよ」ってさらっとやる

己の出自に苦悩するヒーローってのはいいものだけどそんな延々深々考える感じでもなかっただろ昭和も…

石ノ森作品はそうでもないと思う
サイボーグ009とかずっと悩んでた

改造されてるかされてないかよりも仮面ライダーで重要視されてんのは人間の自由のために戦うかどうかってところじゃないの

言っちゃなんだけど同じ世界観なら戦闘システムも敵と味方で地続きになるよなと思う

わざわざ別のパワーソース出すのも大変だしな

RXみたいにライダーと敵組織に繋がりがないのって珍しい方なのか

RX自体がけっこう珍しい例だからなあ

紘汰さんは終盤になってからだけどいい感じの悲哀があった

改造したかはともかく敵と同じ力で戦ってるのは大体変わらずそうだとおもう

昭和は基本的に復讐譚だよね

茂がカラッとした性格だからそういう要素面に出ないけど
ストロンガーもブラックサタンに友人殺されたのがキッカケだったな

割と平成令和に入ってからも改造人間はちらほらいるけど結構さらっと流される
エグゼイドとかゼロワンとか

ギルスが不幸担当だった

響鬼さんも割と例外なライダーなのよな
黒幕よくわかんねえし変身するのは修行の結果鬼になっただし
まああの世界だと鬼の激務はまだまだ終わりそうにないですねって話のオチと思えば…思えば……

響鬼さん周りに関しては白倉が味付けしてくれた悲哀要素がそこそこいい仕事してるまであると思ってたりはしてる
七人の戦鬼とか

改造人間の悲哀に関しては仮面ライダーXのパニックが登場した話が歴代で一番上手く話として出来てたと思う

Xライダーは序盤に改造人間の悲哀と決着つけたのも面白かった

わりとすぐにジャリ番化したし大人向け風の映画もそういう方向性ではないしで
ダーク路線はほぼオタの頭の中にしかない
漫画のスピリッツぐらい?

ダーク路線やりたい!って舵を切るけど普通に受けなくて明るくするを繰り返してる

ずっとウジウジ悩んでたら面白いかって言ったら違うし…
表に出さないだけで変身するたびに自分が人間じゃなくなってることを自覚してるはず
その結果がV3第一話の「人間でありながら人間でない…その苦しみは私たち二人で十分だ」って発言なんじゃないか

あとはライダーマン編で結城を説得するために改造人間の話持ちだしたくらいだな

ぶっちゃけヒーローの悲哀に関してはあの当時のヒーローみんなだいたい持ってるからな

兄二人が帰ってきたから最終決戦では兄二人を「譲治さん」「竜治さん」と呼び彼らを救うために特攻する直前に弟だった健治に触れようとして手が止まるスカイゼルとグランゼルの悲哀いいよね…

シンライダーはその方向性はしっかり出てたと思う

そこら辺描写してたのFirstとかNextとかかな…

下手に改造人間の悲哀っぽさを薄めると仲間や恩師が殺されてバランスとってくる

まぁ昭和通しても改造人間の悲哀なんてテーマはめっちゃ少ない
と言うか今より子供向け番組してるなぁって感じさえする

身体能力が上がりすぎて日常生活に困るシーンってライダーに限らずヒーロー物だと再序盤に描写するだけで終わるよね

登場する度に何か壊してたらくどいし…
加減を覚えたんだろう

呪いで怪物になったとかでなく肉体を機械に置き換えてるから
ショッカーを倒しても別に元に戻れるわけじゃないのに
それでも「いつか人間に戻れるかも」って言っちゃう初期本郷に未練を感じる