【特撮総合】ヒーロー、正義ってなんだろうか?

特撮ヒーロー小ネタ

ちょっと前まで正義は胡散臭いとかヒーローこそ悪だとかみたいなノリが流行ったり今も悪の組織の方がホワイトだの被害者みたいなネタ多いけどどうして増えたんだろう

作品としてはサンレッド辺りが増やしたと思う

プロレスでもヒールはやられ役だからある程度人間できてないとできないみたいな話あるよね

悪役(といいつつ良いことしてる)ってだけだから正義の軸が変わっただけ

なんかそういうのとも違う感じしね?

古典的な正義が社会に浸透したからそれを主題にしても物語性が弱くなったってのもあるだろうけど

盤石になったものをひっくり返す面白さってのはどこでも一緒な気がする
悪が正義かと思わせてやっぱ悪…と思わせて正義!とかまで来ると何が何だかだけど

やっちゃダメってわけじゃないけどやって放り投げるパターンが一番嫌だ

最近はどっちが正義でどっちが悪とかはっきりさせない作品が主流な気がする

どうだろうな
むしろ最近の方がそこらへんははっきりさせてる感じがする
その中で救いようがあるかないかの線引きはするけど

サンレッドってどっちかといやレッドさんが正論言ってるイメージあるな
フロシャイムがボケの役割でトンチキなことやりだしてる感じだし

被害者ではいられない人が増えたってのは違うか

王道が周知されてるからこそ通用するんだよな

ゼンカイジャーとか分かりやすかったしな

悪の組織が主役ものってまぁまぁ多いけど大体の確立でヒーロー側が鬼畜かそこまでいかなくても話を聞いてくれないパターンでごり押してるイメージあるな
そして悪の組織がホワイトで和気あいあいしてて市民に親しまれてる的な

てかその手の話ってそれこそ公式側が腐るほどやってるのである

正義そのものじゃなく(社会的な)正義がなされる手助けをするから「正義の『味方』」なのであって
独善的に正義を押し付けるんならそもそも正義の味方じゃないよねっていう

社会的に正しいとされる人や物が実は悪だったってのは意外性を狙う定番だからそこに正義の味方も加わったってだけな気もするが

ヒーローものは勧善懲悪の英雄譚
悪が実は正義っていうのはヒーローものの皮を被ってるけど実際は既存秩序を打倒して成り上がる革命物語

革命物語のていをなしてる作品いくつあるかな…

歴史物とかの各々野心のために戦うっても面白いよ

魔法少女モノは魔法少女(なのに男)や魔法少女(熟女)や魔法少女(物理攻撃)がしぶとく残ってる気がする
あとマイナー誌で根強いのが魔法ファンタジー世界じゃなくて魔法少女の姿をしたSF系エログロナンセンスとか

マイナー雑誌ってか普通にエロゲーでは根強くないかな

生き物を苦しめて殺すことが目的みたいな悪の組織作ればそんなこと言ってもいられないんじゃないか

グロンギとかデスガリアンとか…

悪が本当は正義っていう設定は中学生くらいで必ず一度は通る道だよね
要は社会への反発

勧善懲悪のロボットアニメが主流の中でガンダムがウケたのってそういう新鮮さもあったのかも
主人公が所属する地球連邦が正義でもなんでもなくて腐敗してたっていう

勧善懲悪のロボットアニメが主流の中でガンダムがウケたのってそういう新鮮さもあったのかも
主人公が所属する地球連邦が正義でもなんでもなくて腐敗してたっていう

『正義の名の下に悪を殲滅することに生きがいを見出す主人公』みたいな設定考えた

実は悪の組織のボスは神様でしたみたいなのが80-90年代
悪には悪なりの正義があるが90年代
悪に理由はいらないとか純粋悪や理不尽な災害みたいな概念系が00年代
正義も悪も世界征服とかじゃなくてちっちゃな街でほのぼの戦う日常系が00-10年代
逆張り全盛のなろう系が10-20年代

一番最後だけ雑すぎるだろ!?

悪ってのは単純でバリエーションが無いのよ
一方で正義ってのは複雑でバリエーションも多く正義同士で対立もする

サブカルの主体が幼児からティーン向けになったあたりからだと思う
いわゆる中二病のひとつ

ファーストガンダムは「どっちも同じ人間なんだから兵卒レベルなら善いジオン兵も悪い連邦兵もいる」程度で連邦が悪とか腐敗してるとかはやってなかったような
全体で見れば初っ端大量虐殺してその後も侵略戦争してくるジオンの方が悪者だし

悪とまではいかないけれど味方組織に邪険にされるという生々しさはある

正義に対して向ける目線が厳しくなり過ぎてるっていうのはある
この主人公善人ってプロフィールのくせにやってることおかしい!みたいな
そうなるとこいつはあくまで趣味でやってるだけですよ~とか予防線貼った方が良い

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